国指定文化財

富士山(国指定 特別名勝)

所在地

静岡県・山梨県

指定日

・昭和27年11月22日

 

標高3,776m、日本最高峰の富士山は、現在の研究では先小御岳(せんこみたけ)、小御岳、古富士、新富士の4火山が合体して形成されたと考えられています。粘度の低い玄武岩を主とした溶岩が、同じ火口から繰り返し四方に流れ重なることで、美しい円錐形の山体が形成されました。有史以降も富士山は度々噴火し、人々は神が宿る山として恐れ敬うとともに、その美しく雄大な姿を詩歌や絵画に描いてきました。

 

 

旧植松家住宅(国指定 重要文化財)

所在地

裾野市千福7-11(中央公園内)

指定日

昭和48年6月2日

 

頼朝が富士の巻狩りを催した際、尾張国津島から移住してきたと伝えられる植松氏の住宅です。1700年前後に建てられたと考えられ、広い土間や曲がりくねった梁などがみどころです。昭和40年代、失われゆく民家を残すべく、文化財保護委員会(現文化庁)により民家緊急調査が行われました。静岡県下では394の民家がリストアップされ、その中から旧植松家住宅を含む5件が国重要文化財として指定されており、旧植松家住宅は県東部の代表的な民家建築といえます。

 

旧植松家住宅外観

見所

  • 家を支える太い大黒柱と中柱
  • 曲がりくねった梁
  • 職人技によって葺かれた茅葺(かやぶき)屋根など

見学

  • 個人で見学する場合は開園時間内で自由に見学してください。
  • 団体で見学する場合は利用申請書を提出してください。他の団体と時間が重なる場合や、イベントなどが入っている場合があります。事前に確認したい場合は、生涯学習課(電話055-994-0145)へ連絡してください。

住宅内は展示会やイベントなどに利用可能いただけます

趣きある重要文化財の建物を利用し、展示会やイベントを開催してみませんか?過去には、ミニ演奏会や山野草の展示会、クリスマスリース作り体験、話し合いなどのの会場として利用がありました。

利用にはルールがあります。希望する方は、イベントなどの企画段階で一度ご相談ください。その後、利用申請書の提出をお願いします。

利用申請書(Wordファイル:32KB)

山野草の展示 リースづくり

富士山 構成要素 須山浅間神社(国指定 史跡)

所在地

静岡県・山梨県における14の構成要素

指定日

・平成23年2月7日

国指定史跡 富士山の構成要素として指定されている須山浅間神社は、集落とは沢を隔てた地に鎮座しており、祭神は木花開耶姫尊(このはなのさくやひめのみこと)です。須山浅間神社は富士山南口登山道の下宮と位置付けられ、遅くとも大永4年(1526)には建物が存在していたことが棟札から示されています。

 

須山浅間神社

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生涯学習課
〒410-1102 静岡県裾野市深良435 生涯学習センター1階
電話:055-994-0145
ファクス:055-992-4047

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更新日:2021年04月14日