136.宗祇法師の歌碑

更新日:2017年03月27日

撮影:昭和34年10月

室町時代中期の連歌師「宗祇」は、旅の途中箱根において死亡したと言われています。

宗祇と桃園山定輪寺との交誼は深かったので、なきがらは定輪寺に葬るよう申し残したと言われ、弟子たちがなきがらをかついで定輪寺まで運んで葬ったと言われています。

定輪寺も古くは現在地より西側の山ふところにあったので、宗祇の墓もその場所にありましたが、東名高速道路の建設にあたり現在の定輪寺境内に移転されました。

旧墓地の東側に小さな堤があり、写真の歌碑はその堤のほとりに立てられており、しだれ桜の老木が植えられていました。

この歌碑も定輪寺境内に移されました。