126.竹細工との思い出

更新日:2017年03月27日

撮影:昭和34年12月

これは懐かしいですね。私たちは日常生活に使ってきた物ばかりです。

竹ぼうき、熊手(こまんざらとも言いました)、市場かご、しよいかご、ざる大・中・小、せいろ、しゃもじ、ごみ取り、くずかご、竹箕、メジロかご、うどんすくい、落葉かごなど、今はほとんどの物が見られなくなってしまいました。学校から帰ると木の葉かごを背負って田んぼへ馬の草を刈りに行くのが日課の一つでした。

洗ったいもを2斗ぐらい背負いかご里に入れて母か背負い、私は乳飲児の妹をおんぶして、三島の町まで歩いて行き、戸ごとに売り歩いたものです。昼までかかっても売り切れなかったり、思ったより早く売り切れる時もあったりして、帰りにだんごを買ってもらい食べながら帰るのがうれしかったものです。懐かしく思い出されます。