39.公共事業の労力奉仕

更新日:2017年03月27日

撮影:昭和33年11月

日進月歩、もう古い言葉になったようですが、全ての面で機械化が進み、肉体労働が減少しました。建設工事にあっても、コンクリートは電話一本で生コン車が工事現場に到着、直ちに打ち込み、高い所へは圧送車でコンクリートを送り打ち込む。人力では手元作業ということです。戦後はようやく動力の練り機が登場した。手練り作業が動力化しただけでも大きな力となった。

この作業に従事している人たちは当時、模範農家の中堅グループで、この作業は、部落内の公共事業に従事しているところでしょう。現在公共事業と言えば役所まかせですが、当時はこのように地元の人たちが力をあわせて工事を行ったものです。