116.郵便屋さん

更新日:2017年03月27日

撮影:昭和32年2月

制服、制帽、地下足袋に巻き脚半、肩にカバンを背負い、さっそうと歩いてきます。‘懐かしい姿の郵便集配人です。愛称は郵便屋さんと呼んでいました。私たちが子どものころの郵便屋さんは、みんなこのような姿で歩いていたのです。自転車が普及してからはみな自転車に乗って回ったのですが、十里木方面では坂道が多く、しかも悪い道でしたから、下りは早いけれど上りは大変で自転車がかえって荷物になったらしいのです。さっさと歩いた方が速いんだよ、と言っていま

した。バイクは別ですね。