85.七夕豪雨を省みて

更新日:2017年03月27日

85.七夕豪雨を省みて

昭和33年伊豆地方を襲った狩野川台風は前古未曽有の大被害をもたらせたことは多くの人たちは記憶していることと思います。幸い裾野地方はあれほどの被害を受けたことは無いと言うものの、台風による被害はすくなからずあります。

昭和31年7月23日の七夕豪雨は、黄瀬川の氾濫を招き、大畑橋や柳端橋をはじめ多くの橋が流失しました。黄瀬川から導水している富沢堰は、水門が木っ端微塵に破壊され大被害を受けたのです。この雌道および堰も2億2千余の巨大な事業費が投下されて立派な堰となりましたが、「災害は、忘れたころにやって来る。」と言われています。災害のおこらないように注意を怠らないようにしましょう。