49.宗祇法師をしのぶ
室町時代中期の連歌師宗祇は、「竹林抄」や「新撰菟玖波集」などの連歌撰集の編集をしたと言われ、この宗祇法師の墓が市内の桃園にあります。古老の方に聞いた話によると、桃園山定輪寺は現在の位置より西側の山ふところにあったといわれ、法師の墓はその定輪寺境内にあったものです。知人を介して竜沢寺のお坊さんに来裾していただき、法師の墓におまいりをしてくださるよう御願いしましたところ、心よく承諾してくれました。
名まえは忘れましたが、竜沢寺の内でも偉いお坊さん一行が7人で来てくれました。早春の墓参の一日でした。いまは開発のため、この墓地も移転して現在の定輪寺境内にあります。
更新日:2017年03月27日