6.大きなカヤ葺き屋根の家

更新日:2017年03月27日

撮影:昭和29年7月

麗峰富士の偉容、広い高原を背にして大きくどっしりと構えたカヤ葺き屋根の家。雨にも風にもゆるぎなく移り来た歴史を年輪に刻み、幾星霜を経た面影は大きな風景をも圧して巨木さえも小さく見えます。

さあ、これは何処の風景だったでしょう。今は市内でもヤカ葺き屋根の家は数えるほどしか見られないことと思います。

残念ながらこの写真の家も今は見ることができません。ありし日の十里木を偲ぶ想い出の写真となりました。