92.農技連のメンバーたち

更新日:2017年03月27日

撮影:昭和34年2月

昭和32年9月1日、須山村と富岡村が裾野町に合併して中駿5ケ村の大同団結がなされたのですが、当時の産業はなんと言っても農業中心でした。米をはじめ全ての農産物は増産の掛け声にあおられていた時代です。町の経済課勧業係と農協の技術員との構成で「裾野町農業技術指導協議会」が設置されて農家の人たちの指導に専念し、数々の業績を挙げました。県主催の堆肥増産共進会に富沢部落が優勝、苺の高冷地育苗による促成栽培、芝栽培を農作物に編入、つつじの年内開花早咲き栽培に全国で始めての成功、ぶどう巨峰の栽培やプリンスメロンの栽培を導入等々農家経済の向上と安定に尽力したものです。皆さんにも馴染みの深い当時のメンバー、いい男ばかりでしょう。左端のベレー帽が筆者です。