86.耕うん機けん引車に軽免許が必要
戦後15年、この時代は裾野地方農業の最盛期と言える時代でした。ほとんどの農家で耕うん機を所有していました。しかも農耕用の耕うん機にけん引車をつけて運搬用にも使用されるようになり、馬車、牛車は姿を消しました。こうして一般道路を耕うん機けん引車が通行するようになると交通上の危険が伴うので、交通法規が改正され、昭和36年11月から軽免許が必要となりました。農協では、農業者に軽免許を取得させるための実地講習会と取得試験を現地で行っていただくよう警察署にお願いして実現することになり、各地区ごとに小学校の校庭を借用して夏休み中に実施することになりました。
この写真は富岡地区の免許取得実施試験の1コマです。
更新日:2017年03月27日