32.プール用地の造成工事
当時の裾野町財政は予算規模も小さく、豊かな町とはいえなかったが、発展途上の自治体として整備しなければならない公共施設は目白押しに数えられていた。
その一つ、町営プールの建設については、自衛隊の協力を仰ぐことによって建設費の軽減がはかられた。昭和36年5月ころ造成工事が始まり、7月14日、プール開きとともに完成式典が行われ、当日は、フジヤマのトビウオとしてオリンピックにその名を上げた小池礼三氏を迎え、模範泳法が行われて式典に花をそえてくれたものです。この写真は、縁の下の存在的造成工事に黙々として取り組んでくれた自衛隊員の働く姿です。
更新日:2017年03月27日