24.俳譜の道

更新日:2017年03月27日

撮影:昭和32年4月

今は俳句と言いますが、昔は俳譜、俳諮の道と言われていました。これは、俳句をよくする人達と、私達写真仲間が合同しての俳句の会で、写した写真を展示し、俳句の先生方がこの写真を見て俳句を作るものです。

今は故人となられた定輪寺37代住職・中村一雄大尚生をはじめ、そうそうたる俳句の師匠さん方が参加して俳句を作ってくれました。素人目にも一見して俳句の先生と呼ぶよりも、俳譜の師と呼んだ方が適切な風俗と言えるでしょう。こうした風俗も今では見られなくなりました。