77.竹カゴ屋さん

更新日:2017年03月27日

撮影:昭和32年11月

店頭にいっぱい並んだ竹製品、木の葉篭、竹ぼうき、こまんざらい、市場篭、目篭、背負篭、農家にはなくてはならないものでした。農家はもちろん非農家、一般家庭にも絶対必要な策類、大策からコンボイザル、味噌こし、セイロ等々、メジロカゴも見えます。

朝夕の野回りには木の葉篭を背負い、鎌を持って行く、水の掛け引をしながら土手の草を刈り篭につめて帰る、馬や牛のえさです。このような懐かしい竹製品も現在は化学製品に代わり、竹かご屋さんもなくなり裾野市内でも2、3軒を残すだけになりました。懐かしいですね。