13.稲こき

更新日:2017年03月27日

撮影:昭和30年10月

戦後の食糧増産の掛け声に乗って、農家の人達は朝早くから夕方暗くなるまで頑張りました。

今と違って全部の農作業が肉体労働を伴うものでしたので、稲こきも朝から夕方まで脱穀機を踏み続けると、翌日の朝は足が上がらないほどでした。

今は専業農家も少なくなり、兼業農家が多いので農作業も機械にたよることになり、稲刈りからからうすまで機械作業となりました。

あの頃は大変でしたが、扇風機や箕やむしろも大切な農作業の器具であり、懐かしい想いにかられます。