水道事業の概要

裾野市の水道水は富士山に代表される豊かな自然からもたらされる良質な地下水を水源とし、安心安全な水として安定供給をしています。大規模災害に備えた耐震性の高い水道管を計画的に布設替することが急がれています。
平成28年度改定の水道事業基本計画(新水道ビジョン)に基づき、水道料金徴収の民間活用によるコスト削減、コンビニ収納の実施による収納率の向上をはかり、施設の統廃合や老朽管路の更新などの事業を進めています。また、平成26年6月請求分(5月検針分)からは、18年ぶりに水道料金の見直しを実施しています。
水道事業は独立採算制の原則のため、経費のほとんどを水道料金収入で賄うこととなっています。
豊かで良質な水道水を安定的に確保するため、中長期的な展望を見据え、事業の進捗管理や安定した経営の維持、経費の節減に努めるなど効率的な経営を進めていきます。
皆さんの大切なライフラインである上水道をこれからも守り、安心安全な水を安定供給していくために、何卒ご理解ご協力をお願いします。

人口・業務量の状況

表1は人口・事業統計です。これをグラフにすると図1-1、図1-2のようになります。

表1 人口・業務量などの推移

人口・業務量などの推移その1
年度 行政区域内
人口(人)
給水区域内
給水人口(人)
普及率(%) 給水栓数(栓) 年間
総配水量(立法メートル)
年間
有収水量(立法メートル)
有収率(%)
25 53,582 51,200 95.6 20,261 7,190,110 5,827,548 81.0
26 53,078 50,784 95.7 20,124 7,094,299 5,711,138 80.5
27 52,824 50,647 95.9 20,428 7,001,571 5,615,425 80.2
28 52,590 50,382 95.8 20,518 6,986,112 5,611,148 80.3
29 52,332 50,078 95.7 20,589 6,841,418 5,579,070 81.6

人口・業務量などの推移その2(リットル)

年度

一日最大
配水量
一日平均
配水量
一日平均
有収水量
一日一人
最大配水量
一日一人
平均配水量
一日一人
平均有収量
25 25,672 19,699 15,966 501.4 384.7 311.8
26 24,424 19,436 15,647 480.9 382.7 308.1
27 24,186 19,130 15,343 477.5 377.7 302.9
28 21,209 19,140 15,373 421.0 379.9 305.1
29 20,586 18,744 15,285 411.1 374.3 305.2

図1-1 年間総配水量、年間有収水量、人口、給水栓数の推移グラフ

年間総配水量、年間有収水量、人口、給水栓数の推移グラフ

図1-2 年間総配水量、年間有収水量、人口、給水栓数の推移グラフ(平成27年度、平成28年度、平成29年度)

年間総配水量、年間有収水量、人口、給水栓数の推移グラフ

図2 有収率の比較

有収率の比較

経営・財務の状況

収益的収支について収入を表2、支出を表3に示します。それぞれの表をグラフにすると、収入は図3、支出は図4となります。

表2 収益的収入の状況

収益的収入の状況推移表(千円)
年度 給水収益 その他営業収益 営業外収益 特別利益 収入合
25 692,460 48,845 5,860 0 747,165
26 746,613 35,803 162,134 0 944,550
27 747,483 46,152 159,702 0 953,337
28 749,236 49,170 154,034 0 952,440
29 745,649 46,652 146,484 0 938,785

(注釈)平成26年度以降の営業外収益は、制度改正による長期前受金戻入額を含む。 

図3 収益的収入の状況

収益的収入の状況

表3 収益的支出の状況

収益的支出の推移状況表1(千円)
年度 職員給与費 支払利息 減価償却費 資産減耗費 動力費 修繕費 材料費
25 73,352 53,092 389,943 13,692 59,238 22,634 5,156
26 68,603 49,423 395,073 13,685 59,750 16,395 5,004
27 59,696 45,627 392,070 13,959 53,471 20,391 4,368
28 59,011 41,699 390,764 12,486 46,267 18,259 6,013
29 58,662 37,634 378,233 12,663 48,647 17,293 5,326
収益的支出の推移状況表2(千円)
年度 薬品費 委託費 印刷製本費 その他経費 支出合計 損益
25 2,861 70,269 0 43,701 734,158 13,007
26 1,850 62,556 41 46,502 718,882 225,668
27 2,646 67,543 150 36,360 696,281 257,056
28 2,630 67,785 178 38,548 683,640 268,800
29 2,630 65,839 999 40,387 668,313 270,472

 

図4 収益的支出の状況

収益的支出の状況

1立方メートルあたり

1立方メートルあたりの給水原価と供給単価を裾野市、類似団体、全国で比較すると表4のとおりです。
推移をグラフにすると図5-1、図5-2、図5-3となり、それぞれ裾野市、類似団体、全国の費用の構成比率を表すグラフになります。
給水原価を費用ごとに表すと図6-1、図6-2のようになります。

表4 1立方メートルあたりの単価

1立法メートルあたりの単価:裾野市1(円)
年度 人件費 支払利息 減価償却費 資産減耗費 動力費 修繕費 工事請負・材料費
25 12.52 9.04 66.38 2.34 10.09 3.85 0.87
26 9.20 6.63 53.03 1.83 8.02 2.20 0.68
27 8.40 5.39 54.17 1.81 6.97 2.48 0.77
28 8.15 5.76 54.01 1.73 6.40 2.52 0.83
29 8.21 5.26 52.89 1.77 6.80 2.42 0.75
構成比率(%) 8.78 5.63 56.60 1.89 7.28 2.59 0.80
1立法メートルあたりの単価:裾野市2(円)
年度 薬品費 委託費 その他 給水原価 供給単価 料金回収率(%)
25 0.49 11.96 7.44 124.98 118.83 95.08
26 0.25 8.39 6.25 96.48 130.73 135.50
27 0.37 9.43 5.92 95.71 133.11 139.08
28 0.36 9.36 5.37 94.49 133.53 141.32
29 0.36 9.21 5.79 93.46 133.65 143.00
構成比率(%) 0.39 9.85 6.19 100.00 100.00 -

 

1立方メートルあたりの単価:類似団体1(円)
年度 人件費 支払利息 減価償却費 資産減耗費 動力費 修繕費 工事請負・材料費
28 13.29 8.45 52.66 - 7.99 5.54 0.15
構成比率(%) 10.48 6.66 41.52 - 6.30 4.37 0.12
1立方メートルあたりの単価:類似団体2(円)
年度 薬品費 委託費 その他 給水原価 供給単価 料金回収率(%)
28 0.55 15.71 22.48 126.82 136.03 107.26
構成比率(%) 0.43 12.39 17.73 100.00 100.00 -

 

1立方メートルあたりの単価:全国1(円)
年度 人件費 支払利息 減価償却費 資産減耗費 動力費 修繕費 工事請負・材料費
28 15.03 7.01 43.49 - 4.46 11.21 0.42
構成比率(%) 11.85 5.53 34.29 - 3.52 8.84 0.33
1立方メートルあたりの単価:全国2(円)
年度 薬品費 委託費 その他 給水原価 供給単価 料金回収率(%)
28 0.84 13.71 67.10 163.27 172.40 105.59
構成比率(%) 0.66 10.81 24.17 100.00 100.00 -

類似団体と全国について

資産減耗費は統計数値がないため、その他に算入されています。
給水原価は統計数値があります。それぞれの項目は統計数値(単価)がありませんが、比較するために構成比率により推定しています。

図5-1裾野市、5-2類似団体、5-3全国の構成比率

全国の構成比率

図6-1 1立方メートルあたりの給水原価(円/立方メートル)

立方メートルあたりの給水原価

図6-2 給水原価の全国対比(円/立方メートル)

給水原価の全国対比

施設の老朽化対策が必要

裾野市の有収率は図2に示すとおり81.55%(平成29年度)と全国平均90.22%(平成28年度)より大幅に低くなっています。これは主に老朽化した配水管と給水管からの漏水が原因です。
漏水は給水過程の消費電力、経費の浪費につながるため、漏水箇所の配水管と給水管の布設替えをするなど早期の対策が必要です。漏水量が削減されると、消費電力が削減され、環境への配慮にもつながります。効率的な配水、経営効率の向上、環境への配慮などから、有収率の向上を目指していきます。

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道経営課
〒410-1102 静岡県裾野市深良215-22 水道庁舎2階
電話:055-995-1836
ファクス:055-995-1897

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更新日:2018年10月25日