簡易水道事業の概要

裾野市簡易水道事業は、裾野市の十里木高原地区にある別荘地および須山地区の一部を給水区域として、富士山に代表される豊かな自然からもたらされる良質な地下水を水源とし、水道水を供給しています。

業務の状況

業務の推移

業務の推移
年度

現在給水人口

(人)

給水栓数

(栓)

年間総配水量

(立方メートル)

年間有収水量

(立方メートル)

有収率

給水原価

(円)

供給単価

(円)

2 977 945 400,200 84,884 21.2% 454.08 341.64
3 987 950 322,899 81,731 25.3% 465.05 350.54
4 984 948 322,962 83,766 25.9% 466.07 358.51
5 1,001 944 393,082 82,493 21.0% 510.74 349.92
6 1,004 981 512,873 85,237 16.6% 460.13 343.22
  • 有収率とは、水道施設から配水した水量(総配水量)に対し、料金を徴収する対象となった水量(有収水量)の割合のことです。
  • 給水原価とは、水道水を1立方メート作るのに必要とする経費です。
  • 供給単価とは、水道利用者が納める水道料金の1立方メートルあたりの平均単価です。

(注釈)裾野市簡易水道事業は令和2年度から地方公営企業法を適用しましたので、令和2年度からの数値を掲載しています。

経営・財務の状況

裾野市簡易水道事業は令和2年度から地方公営企業法を適用した事業運営を行うようになりました。それにより、従来の一般会計と同じ現金主義を基本とした官庁会計方式(単式簿記)である特別会計から、発生主義を基本とした企業会計方式(複式簿記)である公営企業会計を導入し、経営を行っています。地方公営企業法を適用することで、貸借対照表や損益計算書等の財務諸表の作成が必要となり、経営の状況や資産等を正確に把握することが可能となりました。また、現金収支だけではなく、全ての経済活動の発生という事実に基づき経理が行われるため、毎年度のコストの把握や適切な損益計算が可能となりました。

令和5年度裾野市簡易水道事業会計決算

簡易水道事業の会計は、収益的収支と資本的収支から成り立っています。

収益的収支とは、水道水をつくり、家庭まで送り届ける費用とその財源を表します。

資本的収支とは、水道施設の更新や配水本管の布設、企業債償還金などに必要な費用とその

財源で、収入は一般会計からの出資金となります。

収益的収支

date
収益的収入の推移(単位:千円)

推移

年度 2

3

4

5

6
給水収益 29,000 24,840 30,030 28,866 29,255
その他の営業収益 306 518 308 416 103
営業外収益 24,141 27,758 18,285 21,548 28,971
特別利益 0 0 0 0 0
収入合計 53,447 53,116 48,623 50,830 58,329
収益的支出構成の推移(単位:千円)

推移

年度 2      3      4 5 6
支払利息 140 124 106 89 101
減価償却費 17,290 17,417 11,525 11,657 11,735
資産減耗費 234 172 0 0 8,683
修繕費 1,426 776 734 895 1,070
委託費 30,166 26,237 31,072 30,401 30,451
その他の経費 3,458 7,515 3,771 7,390 4,240
支出合計 52,714 52,241 47,208 50,432 56,280
損益 733 875 1,415 398 2,049

資本的収支

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経営戦略

市では、将来にわたって簡易水道施設の維持管理や水の供給など市民の生活や市の発展に不可欠なサービスの提供を安定的に継続するため、上下水道事業審議会での審議および答申等を経て、令和3年3月に裾野市簡易水道事業経営戦略を策定しました。

経営比較分析

経営比較分析表は、経営と施設の状況を表す経営指標を活用し、類似したほかの事業団体などとの比較や指標の組み合わせで、経営の現状と課題を把握するために用いられます。

令和5年度

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道経営課
〒410-1192 静岡県裾野市佐野1059番地 裾野市役所2階
電話:055-995-1836
ファクス:055-995-1897

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更新日:2025年10月14日