すそのびとNo.13大西涼太郎さん『パラサイクリングの迫力を多くの人に』

大西涼太郎さん

(一社)日本パラサイクリング連盟広報担当

大西 涼太郎さん(44歳・元町)

パラサイクリングの迫力を多くの人に

司会業やラジオのパーソナリティをしている大西さんは、今年の1月に(一社)日本パラサイクリング連盟の広報担当の強化スタッフに就任しました。パラサイクリングの選手たちは、片方の腕や足がないなど、障がいを抱えている箇所はまちまちですが、最大斜度が45度という斜路をものともせず、時速50キロメートルを超える速さで疾走します。このスピードは健常者にも引けを取りません。

大西さんがパラサイクリングに出会ったのは5年前。伊豆ベロドロームで開催されたジャパンパラサイクリングカップ2015の司会を務めたことがきっかけでした。その大会で初めてレース会場を訪れた大西さんですが、これ程迫力のあるレースなのに、ふと観客席を見渡すと観客が少ないことに気付パラサイクリングき、この競技への認知度の低さを感じました。そこで、自らパーソナリティを務めるラジオ番組の中で、紹介コーナーを作り選手やレース結果などを毎週放送するなどして、競技のPRを続けています。東京2020パラリンピックに向け、1月末には選手と共にカナダ開催のUCI パラサイクリング トラック世界選手権に強化スタッフとして行き、海外選手の情報収集をしてきました。

大西さんは「これからもパラサイクリングの魅力を発信し、来場者の増加はもちろん、競技者自体が増えて行くよう継続して支援していきます」と語ってくれました。

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更新日:2020年07月29日