すそのびとNo.46 裾野警察署「第67回県警現場鑑識競技会で初の総合優勝」

第67回県警現場鑑識競技会で初の総合優勝
裾野警察署（山田 和秀さん、横地 潤一さん、相佐 美里さん、北村 悠一さん、朝日 春妃さん）

鑑識とは、犯罪現場に真っ先に入り、見えない証拠資料を集める大切な仕事です。10月18日（火曜日）に開催された鑑識の技量を競う大会「第67回県警現場鑑識競技会」で裾野署は初の総合優勝をしました。

県内最強の裾野署チームの指揮を執った山田さんは、「当日は時間が足りない部分や失敗をしてしまった部分があったため総合優勝だと聞いたときは意外な結果に驚きました」と大会を振り返りました。

競技は指揮、足痕跡、指紋、写真、法科学の5人1チームで行われます。現場は、ショッピングモール内の殺人未遂事件を想定したもの。

「制限時間の中で上手く指紋の線を鮮明に浮かび上がらせられるかなど、約1か月に渡り、勤務後や休日に練習をしました。本来業務をやりながらの練習のため、チーム全員が集まっての練習はあまりできませんでしたが、各個人が練習を続けた成果です」と地道な努力が優勝につながりました。

今後については、「警察官として鑑識の知識・技能は欠かすことができないもの。今回の結果が、鑑識の若い担い手を増やすきっかけになれば良いと思います」と山田さんは話してくれました。