すそのびとNo.44 小林 建次さん「市初の防災功労者 内閣総理大臣表彰を受賞」
市初の防災功労者 内閣総理大臣表彰を受賞
地域地震防災指導員・広報特派員 小林 建次さん(富士見台・70歳)
防災功労者内閣総理大臣表彰は、防災思想の普及や防災体制の整備への尽力、災害時の防災活動に顕著な功績があった団体や個人に対し内閣総理大臣が表彰を行うものです。今年度は、全国で12個人が表彰され、小林さんは裾野市初の内閣総理大臣表彰を受賞しました。
平成10年度から地域地震防災指導員を務めている小林さん。東日本大震災時の『がんばろう! 石巻』の復興活動を見て、被災状況を伝えるよりも悲哀を乗り越え力を合わせて助け合う大切さを伝えたいと思うようになったそうです。「防災訓練や子どもたちがいきいきと活動する体験講座など、防災の情報発信をしたいと考えていたとき、市が広報特派員の募集をしていたので応募しました。」と小林さん。現在も広報特派員として防災に関する情報発信を続けていることが、内閣総理大臣表彰へとつながりました。
「防災指導員には、大災害が発生するまでにいかに地域防災力の強化が図れるか」が求められています。活動は25年目に入りました。「コロナ禍で防災訓練の中止が相次ぎ途絶えてしまった活動が活性化するまで継続していきたいです。」と今後の目標を語ってくれました。
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更新日:2024年08月20日