すそのびとNo.40 西村 慎一さん「3年ぶりにDREAM-CUPを開催する 静岡ドリームス代表」

西村 慎一さん

3年ぶりにDREAM-CUPを開催する静岡ドリームス代表

西村 慎一さん(50歳)

身体障がい者野球大会DREAM-CUPは、今年7月30日(土曜日)、31日(日曜日)に3年ぶりの開催を予定しています。「感染防止対策を実施し、やれる範囲でやりたい。例年、全国から多数のチームが参加しますが、今回は規模を縮小して開催します」と裾野市を拠点として活動する身体障がい者野球チーム静岡ドリームス代表の西村さんは話します。

 

西村さんは、東京2020パラリンピック競技大会の聖火ランナーを務めました。三島市在住で、市内企業に勤務しています。ゆかりのある裾野市の代表として、全国で唯一公道開催された御前崎市~菊川市間を走りました。パラリンピックの開催により、パラスポーツへの関心が高まりましたが、せっかく盛り上がった熱が冷めてしまうのではと心配しています。

 

パラリンピックで、パラスポーツのボッチャが有名になりました。パラスポーツというと特別な競技と考えがちですが、そうではないと西村さんは言います。

 

「障がい者野球は、バント禁止、盗塁禁止、打者代走制度というルールがありますが、そのほかは健常者の野球と同じです。ちょっとした工夫をすれば、障がいがあってもなくても一緒に楽しむことができます。DREAM-CUPを通じて障がい者野球を知ってもらうだけでなく、パラスポーツを通して共生社会を考える人が増えてくれることを期待しています」と話していました。

西村 慎一さん

この記事に関するお問い合わせ先

情報発信課
〒410-1192 静岡県裾野市佐野1059 裾野市役所3階
電話:055-995-1802
ファクス:055-993-3607
情報発信課へのお問い合わせ、意見、質問

更新日:2024年08月20日