工業の概要

市の工業

水と緑豊かな裾野市は、農林業から工業中心のまちへと変わりました。
工業化の幕開けは、昭和35年の「裾野町工場設置奨励条例」に始まります。

当市は、広大な土地、豊かな地下水、富士山をはじめすばらしい景観など、工場進出の条件を十分備えていました。そのため、矢崎部品、三菱アルミニウム、トヨタ自動車、関東自動車工業(現在はトヨタ自動車東日本)など大手企業の研究所・工場の進出がなされました。
さらに、昭和44年に東名高速自動車道の開通、昭和63年には東名裾野インターチェンジが完成するなど交通網が整備され、首都圏や中京圏への輸送時間が大幅に短縮されるなど、より利便性が向上したことにより、ヤクルト本社富士裾野工場の進出、平成に入りキヤノンや矢崎総業の研究開発部門が進出するなど、知識集約型産業の立地が相次ぎ、市民の新たな職場が広がっていきました。

また、当市にはこれらの関連企業のほか、独自の技術を持った企業も多く立地し、当市の工業を支えています。
この結果平成22年度国勢調査における第二次産業就業人口は、市就業人口全体の38%を占め、全国平均の28.2%を10ポイント近く上回るまでになりました。
今後は、「企業誘致の推進」「工業用地の確保」「中小企業の育成」「企業団体への支援」「勤労者福祉環境の充実」を主要施策とし、さらなる産業の発展を進めていきます。

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〒410-1192 静岡県裾野市佐野1059 裾野市役所2階
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更新日:2018年07月20日