一戸建ての空き家に関する区調査(裾野市における一戸建ての空き家数)

空き家などの対策の推進にあたっては、空き家の場所や地域への影響などの実態を継続的に把握することが重要です。そこで、裾野市では、2015(平成27)年度から毎年、区(自治会)の協力を得て、「一戸建ての空き家」に関する調査(地域が困っているかどうかの情報を含む)を行っており、今後も地域と連携を図りつつ継続的に実施します。

「困っていることがある」とされた空き家は、職員が「調査票」を用いて判定します。また、地域への影響を考慮の上、必要に応じ、市から所有者等に対して空き家の不良状況を伝え、改善を要請、適切な管理を行うよう指導・助言します。これにより、将来、問題化する可能性のある空き家の早期把握と対応を図ります。

空き家調査の流れ
令和3年度空き家に関する区調査表

調査概要

調査名称

一戸建ての空き家に関する区調査

調査エリア

市内77区
(全85区のうち、一戸建て住宅のない8区および管理者のある別荘地を除く)

調査対象

おおむね1年以上利用されていない、一戸建ての空き家

調査方法

区宛に文書で依頼し、都市計画課課または各支所へ提出

調査結果

 

裾野市における一戸建て空き家に関する区調査結果
  一戸建ての空き家数 左記のうち困っている空き家数 調査結果データ
平成27年度 55戸 平成27年度裾野市一戸建て空き家に関する区調査結果(PDFファイル:416.4KB)
平成28年度 202戸 93戸(46%) 平成28年度裾野市一戸建て空き家に関する区調査結果(PDFファイル:340KB)
平成29年度 231戸 81戸(35%) 平成29年度裾野市一戸建て空き家に関する区調査結果(PDFファイル:317.6KB)
平成30年度 245戸 83戸(34%) 平成30年度裾野市一戸建て空き家に関する区調査結果(PDFファイル:260.5KB)
令和元年度 295戸 81戸(27%) 令和元年度裾野市一戸建て空き家に関する区調査結果(PDFファイル:383KB)
令和2 年度 332戸 88戸(27%) 令和2年度裾野市一戸建て空き家に関する区調査結果(PDFファイル:373.1KB)
令和3 年度 338戸 91戸(27%) 令和3年度裾野市一戸建て空き家に関する区調査結果(PDFファイル:365.4KB)
令和4年度 334戸 89戸(27%) 令和4年度裾野市一戸建て空き家に関する区調査結果(PDFファイル:303.8KB)
令和5年度 355戸 89戸(25%) 令和5年度裾野市一戸建て空き家に関する区調査結果(PDFファイル:304KB)

 

注釈:平成27年度は「困っている一戸建て空き家」のみを調査対象としていましたが、平成28年度以降は「全ての一戸建て空き家」を調査対象としています。
注釈:数値はあくまでも区調査による報告ベースであり、区が把握している以外にも空き家がある可能性があります。
注釈:困っている空き家は、後日、職員が現地調査を実施し、判定調査票に基づき「A:空家等」、「B:経過観察」、「C:特定空家等」の3ランクに分類したうえで対応しています。

参考

  • 本調査は、裾野市空家等対策計画(令和元年3月策定)の具体的施策「1-1空家等の情報収集」に基づく取り組みであり、空家などの場所や地域への影響などの実態を継続的に把握することを目的としています。
  • 国(総務省統計局)が5年に一度実施する「住宅・土地統計調査」においても「空き家」を調査しています。しかし、「住宅・土地統計調査」における「空き家」には、二次的住宅(別荘など)や、賃貸用の住宅(アパートの空き室など)も含まれており、空家法に規定する「空家等」の定義とは異なります。また、標本調査(調査対象から一部の標本を抽出して調査し、その結果から全体の状況を推定しようとする調査)のため、調査結果(推定値)には標本誤差(標本しか調べないことにより生ずる誤差)を含んでおり、全数調査すれば得られるはずの数値とは必ずしも一致していません。そのため、本市では、「住宅・土地統計調査」の結果は参考値として扱っています。

    (住宅・土地統計調査における用語の定義)住宅・土地統計調査における用語の定義
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更新日:2024年07月19日