定例記者会見（平成29年度 第3回（平成29年11月20日開催））

市では、6月、9月、12月、3月の市議会定例会の告示日に合わせ、年4回、定例記者会見を開催しています。

1. 議案について
   • 補正予算案について
   • 補正予算案以外の議案について
2. その他
   • 世界キャラクターさみっとin羽生へすそのんが参加
   • 市町対抗駅伝への参加について
   • 第44回裾野市農業まつりの開催について
   • すそのロケフェスタ2017の開催について
   • スローライフマルシェの開催について
   • 庁舎1階ホールでの琴の演奏会について
   • 平成30年裾野市成人式及び新成人祝賀駅伝大会について

皆さま方には、平素より市政運営にご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。それでは11月27日開会の裾野市議会12月定例会に提案いたします議案につきまして、私からご説明申し上げます。

提案いたします議案は、報告案件1件、諮問案件1件、条例案件4件、補正予算6件、その他8件の合計20件であります。

それでは、私からはまず、第77号議案、平成29年度裾野市一般会計補正予算（第5回）につきまして、ご説明申し上げます。

平成29年度裾野市一般会計補正予算（第5回）につきましては、既定の予算総額に3,200万円を追加し、歳入歳出予算総額をそれぞれ201億5,300万円とするものであります。

歳入の主なものは、市税が5,000万円、寄附金が4,102万3,000円の増額、地方交付税が2,630万円、繰入金が3,948万6,000円の減額などであります。

歳出の主なものは、土木費が1,546万9,000円、諸支出金が4,000万円の増額、民生費が3,270万7,000円の減額などであります。

今回の補正は、歳入の要素として、市税見込み増、および寄附金受け入れ増に伴う増額、歳出は、前年度事業費の精算、ならびに各種補助金などの見込み増に伴うものであります。

それでは、補正予算の主な内容につきましてご説明申し上げます。

お手元に配布させていただきました資料No.2の「平成29年度裾野市一般会計補正予算（第5回）の概要」をご覧ください。

まず、今回の補正予算で設定する債務負担行為につきましては、次年度の事業展開に布石を打つものであります。

はじめに、市内の各小学校に設置されている放課後児童室につきましては、保護者の負担軽減および運営サービスの質の向上を図るため、現在の保護者による運営体制を見直し、平成30年度からは希望する児童室について、民間事業者による運営手法を導入するため、3カ年の所要額を設定いたします。

次に、将来の交通需要および市街地の発展を図るため進めております「都市計画街路平松深良線整備事業」につきましては、今年度、裾野市土地開発公社が先行取得予定の事業用地を、計画的に買戻し、事業の円滑な進捗を図ります。

また、市有地の集約化と施設利用者の利便性向上を図るため、今年度、裾野市土地開発公社が取得予定の鈴木図書館近接地を、次年度において、図書館駐車場として再整備を実施するため、平成30年度のみの債務負担行為を設定いたします。なお、FMの観点から、集約化により発生する遊休資産は売却する予定でおります。

以上3つの債務負担行為を設定することにより、次年度の事業展開が迅速化されるものであると考えております。

次に歳入歳出予算についてご説明いたします。

大項目1「住みたいまち裾野のまちづくり“共生”」のうち、「2.住みたくなるまち すその」では、定住人口の増加および地域経済の振興を図ることを目的として、住宅の新築などに対する助成件数を追加いたします。

次に、「防災・減災の備えの構築」関連事業としまして、昭和56年5月以前に建築された木造住宅の耐震化を促進する「プロジェクトTOUKAI-0（ゼロ）事業」について、今年度までの県費上乗せ補助を活用した件数を追加し、木造住宅の耐震化を促進させます。

次に大項目3「まちやひとを豊かにする産業づくり“共栄”」のうち、「1.企業・事業所とともに歩むまち すその」では、新たな事業創出を促進し経営の向上を図るため、新商品の開発など新たな事業活動による経営革新計画の、県知事承認を受けた事業に対し補助を実施してまいります。

また、その他特定目的基金の充実といたしまして、今後見込まれる都市施設などの整備および大規模改修に備えるため、都市施設建設基金などの維持・充実に努めてまいります。

第78号議案から第82号議案までは特別会計および事業会計の補正予算です。主として人件費の年度内調整や決算見込みに基づく所要額の補正予算額を計上するものであります。

次に、第66号議案 公の施設の指定管理者の指定につきましては、裾野市民文化センター、裾野市民文化センター図書室、裾野市生涯学習センターを、平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間、指定管理者を指定するものであります。

次に、第71号議案 裾野市部設置条例の一部を改正することにつきましては、厳しい財政状況の中、効率的で効果的な行政運営を図り、さらに、より一層行財政改革を推進するため、本条例の一部を改正するものであります。

その他の条例改正などに関する議案につきましては、お配りした資料をご覧ください。

注釈：見やすいように、原稿の一部を修正してあります。