環境イベント

市民の皆さんに地域環境を保全することの大切さを学んだり、水辺に親しんだりする機会が少なくなっている今日、河川への関心を持ってもらうため、小学生を対象に河川に生息する水生生物を親子で観察し、水質調査を体験しながら、河川水質浄化思想の高揚を図っています。

家庭で使い終わった油を使用し、エコキャンドルと廃油石けんを作りました。

今年も、三島市ストップ温暖化推進員の林さん、山本さん、箕輪さんを招き、小学生8人が楽しみながら取り組みました。エコキャンドルは、クレヨンを使って色をつけることで、それぞれお気に入りのカラフルなキャンドルができました。また、廃油石けんは、材料を混ぜた後、ペットボトルで攪拌します。両手で持って振っていると、最初は元気だった子どもたちもくたくたになり、手伝ってと周りの大人に声をかけていました。

普段、廃油はリサイクルできるものとして資源回収をしていますが、新たな利用法を見つけるのも、身近なエコを考えるきっかけとなったのではないでしょうか。

裾野市民文化センターで、富士自然観察会の山田先生を招き、帰化植物について学びました。前半は植物の写真を見ながら、解説を聞き、後半は文化センターの敷地内を歩き、実物を観察しました。帰化植物の中には大変美しいものもありますが、生態系が崩れる、周りの植物の成長を阻害するものもあります。帰化植物を知ることをきっかけに、植物にも興味を持つとともに、身の周りの環境にも目を向けてみませんか。

水ヶ塚公園富士山自然休養林ハイキングコースで、野鳥の会の方々の解説を聞きながら、野鳥や植物の観察をしました。また、午後は十里木キャンプ場で自然の草木、木の皮、苔などを使って造形を楽しみました。

参加者の感想

• オオルリがきれいで、初めて見ました。自然の空気はおいしかった。
• 普段何気なく聞いている鳥の声ですが、名前を教えていただき、説明もとても分かりやすく、これからの日常生活の中で鳥の声を聞くのが楽しみになりました。
• 足元の小さな花でも自然のものを利用して活けていくと、素晴らしい自分だけのオリジナルの世界を作り上げていくことがわかりました。今日は一日よい体験ができました。

新たに完成した第二期一般廃棄物最終処分場の見学を通して、ごみの減量について学びました。

参加者の感想

• すばらしい処分場が裾野市にできたことにびっくりしましたし、感動しました。この施設が少しでも長く使用できるよう、ごみの分別に気を付けるよう心掛けたいと思います。
• 身近な問題であるのに、最終的な工程が不明であった。さまざまなことに目を向けて環境問題に取り組みたいと思いました。

太陽光で調理する器具「ソーラークッカー」を作り、実際にゆで卵などの簡単な調理を行いました。また、アクリル毛糸を使ってエコたわしを作りました。
講師として三島市ストップ温暖化推進員の林さん、山本さん、箕輪さんを招き、20人で取り組みました。当日は天候にも恵まれ、ゆで卵は1時間ほどでゆであがり、みんなでおいしく食べました。太陽光のパワーを感じることができ、楽しく環境について学ぶことができました。エコたわしはアクリル毛糸を使って編みました。難しかったという声もありましたが、とても器用に編む子どもも多く、みんなで教え合う様子も見られました。

世界で初めて微生物を見た、オランダの科学者レーウェンフックが使用した顕微鏡と似たような顕微鏡をペットボトルで作製し、身近な野菜などミクロの世界をみてみました。
当日は、講師としてNPO法人里山会公文名ファイブの須藤九十九さんを招き、顕微鏡の作製はもちろん、冬の野菜を薄くカットしてプレパラートを作りました。さまざまな野菜の葉や果実をどのようにカットしたら細胞が見えるか、墨汁や食紅で何色に着色したら観察しやすいかなどをチャレンジしてみました。うまく見えたものも見づらいものもありましたが、家族にに見せようと笑顔で持ち帰りました。