展示・コーナー紹介
テーマは「富士に棲む」
富士山資料館では、いくつかのテーマごとに展示コーナーを設けています。
1つ目のテーマは「富士に棲む」という展示コーナーです。
富士山域の動植物を展示しています。
富士山は日本一高い独立峰としてそびえ、富士山ならではの生態系を築きあげてきました。そんな動植物の特徴などを知ることができます。
また、その昔、富士山周辺にも多く生息していましたが、明治時代後期に絶滅したといわれる貴重な「ニホンオオカミ」の頭骨も展示しています。
テーマは「富士の成り立ち」
2つ目のテーマは「富士の成り立ち」という展示コーナーです。
富士山が現在の姿に至る過程や、度重なる噴火によって周辺の地形や環境が変わったこと、噴火による火山弾や溶岩、溶岩樹形の実物などが展示されています。
実際の火山弾や溶岩を見て触ってみてください。
テーマは「富士に生きる」
3つ目のテーマは「富士に生きる」という展示コーナーです。
富士山には、太古の昔からさまざまな人の営みが刻まれています。
それを物語る土器や石器の展示。また、江戸時代を中心に盛んであった、霊山としてあがめる富士山信仰にまつわる古文書、古地図など。
さらには1999年に役割を終えた「富士山測候所」関連品などの実物を展示しています。
富士山とともに生きてきた人々の遺した品々をぜひご覧ください。
テーマは「富士を見る」
4つ目のテーマは「富士を見る」という展示コーナーです。
富士山は、古来より多くの文学、芸術家たちにたたえられ、文学、絵画の中にその姿をとどめてきました。
万葉の時代から現代まで、さまざまな形で表現されてきた富士山の姿を見ることができます。
富士山に魅せられた芸術家たちの紹介もしています。
映像コーナー
富士山資料館では、「映像コーナー」を設置しています。
各展示コーナーの内容を含め、富士山の自然や歴史を映像で紹介しています。
1本約8~12分の映像で、8本の映像を選んで見ることができます。
全部見れば「富士山」の知識が一層深まります。
郷土館
富士山資料館では、「郷土館」を併設しています。
郷土館では通路の両脇に昭和初期頃までの昔の人々の生活の一端を偲ばせる民具、農具、道具を展示しています。
小学生には学習の一環としてご活用ください。
ご年配の人には、懐かしい道具との出会いもあるかもしれません。
オリジナルグッズなど
富士山資料館では、ここでしか手に入らないオリジナルグッズの販売もしています。
インテリアにもお勧めの「冨士山須山口略絵図」や、手ぬぐい、クリアファイルなど。その他にも、文化財や植物などの書籍類も販売しています。
ご来館の際には、記念にぜひご検討ください。
また、館内にはお持ち帰りただくことが可能な学習に役立つ資料も多数用意しています。ロビーには周辺施設のパンフレット類も豊富に配置しています。
行楽の情報収集にもお役立てください。
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生涯学習課(富士山資料館)
〒410-1102 静岡県裾野市深良435
電話:055-994-0145
ファクス:055-992-4047
更新日:2020年02月20日