試験栽培3年目(2021年度)
2019年度からスタートしたキヌアは3年目を迎えました。
今年度は、「生産者拡大プロジェクト」の応募者の方々とともに作業を実施していきます。また、作業効率化・機械化を目標に行います。
試験販売で見えた課題を解決し、更なる販路開拓を実施していきます。
脱穀作業(12月16日)
11月29日に収穫したキヌアの脱穀作業を、生産者拡大プロジェクトメンバー4名、農事組合4名で実施しました。
ハーベスター(脱穀機)で脱穀を行ったあと、唐箕(とうみ)を使い選別を行い、約100キロの収穫となりました。
ハーベスターによる脱穀
脱穀後のキヌア
収穫作業(11月29日)
生産者拡大プロジェクトメンバー3名、農事組合4名、静岡大学9名で収穫作業を実施しました。
収穫したキヌアは袋に入れ、ビニールハウス内に吊るして乾燥させます。
また、11月28日に収穫した生産者拡大プロジェクトメンバー・後藤さんのキヌアは、米などを天日干しする際に行う「はさがけ」の状態にし、乾燥させます。
収穫作業
収穫したキヌア
はさがけしたキヌア
収穫に参加したメンバー
生産者拡大プロジェクトメンバーのキヌア収穫作業(11月28日)
令和3年度下期は、これまで農事組合と共にキヌアの栽培を経験した生産者拡大プロジェクトメンバーが、それぞれ個人のほ場でキヌア栽培にチャレンジしています。
裾野市平松にほ場を所有するプロジェクトメンバー・後藤さんが栽培したキヌアの収穫作業を実施しました。
南米の高冷地が原産地といわれるキヌアですが、市内では標高の低い平松地区での栽培に成功した好事例です。
プロジェクトメンバー・後藤さんとキヌア
収穫したキヌア
「すその頂飯×キヌア」学校給食の提供(11月8日)
裾野市スポーツツーリズム推進協議会がアスリート食として開発した「すその頂飯」に、キヌアを使用した献立を市内の学校給食で提供します。
裾野産キヌアは全て無償提供し、市内小中学校の学校給食として9月~11月の間に、生徒児童、先生方に食べていただきました。
11月8日は、市長、教育長による給食の試食会を須山小学校で実施しました。
献立:ご飯、牛乳、チキン南蛮、なめこと豆腐のみそ汁、キヌア入りひじきの炒り煮
キヌアを使った給食を食べる裾野市長と児童たち
「すその頂飯×キヌア」の学校給食
パノラマほ場看板設置(11月8日)
寒暖差により赤くなる夏播きキヌアは、11月中旬より見頃のピークを迎えます。
昨年度同様、一般の方もキヌアを間近で見られるよう、11月9日から11月下旬の収穫まで、パノラマほ場を制限を設けて一般開放します。富士山とキヌアの美しいコントラストを、是非ご覧ください。
ほ場の名称と、立入り時の注意を記載した看板を設置しました。
パノラマほ場看板
パノラマほ場立入り案内看板
パノラマほ場生育状況(11月5日)
パノラマほ場のキヌアはさらに赤く色づきました。
穂に近い部分の葉も色が変わり始めています。
赤く色づいたキヌア
穂がたくさんついたキヌア
除草作業(10月29日)
キヌアの成長とともに増えた雑草を、再度、機械と手作業で除草しました。生産者拡大プロジェクトメンバー3名、農事組合3名で行いました。
ほ場の除草作業
除草作業後のキヌア
パノラマほ場生育状況(10月26日)
キヌアの穂が赤く色づき始めました。
夏播きのキヌアは、寒暖差の影響によりアントシアニンなどの色素が発生して赤く色づきます。
収穫前には葉や茎も全て赤く染まり、とてもきれいです。昨年度同様、きれいなキヌアが見られることを期待します。
穂が赤くなったキヌア
赤く色づき始めたキヌア
農福連携に向けた見学会を実施(10月20日)
収穫後のキヌアの最終工程である不純物の除去作業を、農福連携を活用し、作業委託することを検討しています。
福祉事業所とのマッチングへ向け、市内福祉事業所の利用者に実際の作業を体験してもらう見学会を実施しました。
見学会の様子
作業の体験
パノラマほ場生育状況(10月14日)
10月7日に除草作業を行いましたが、暖かな日が続いたため、再び雑草が増えています。
キヌアはさらに背が高くなり、たくさんの穂がついています。
再び雑草が増えたほ場
雑草が絡まったキヌア
除草作業(10月7日)
キヌアの成長とともに生い茂った雑草を、手作業で除草しました。生産者拡大プロジェクトメンバー2名、農事組合3名で行いました。
ほ場の除草作業
除草作業後のキヌア
パノラマほ場生育状況(10月4日)
キヌアの成長とともに、ほ場の雑草も増えています。
苗の移植より遅れて播種したキヌアは、発芽したものの、その後の成長が芳しくありません。
雑草が増えたほ場
ごんべえで播種したキヌア
パノラマほ場生育状況(9月21日)
ひっぱりくんを使って苗を移植したキヌアは、穂ができ始めています。
9月11日に農事組合でごんべえを使って播種を実施したキヌアも、発芽し始めています。
移植したキヌア
ごんべえで播種したキヌア
ひっぱりくんを使った移植作業(9月3日)
前回、雨のため中断した作業の続きを行いました。
ひっぱりくんを使い、パノラマほ場とYNほ場にペーパーポットの苗を移植しました。
ひっぱりくんを使った移植
キヌアを移植したほ場
ひっぱりくんを使った移植作業(9月1日)
生産者拡大プロジェクトメンバー2名、農事組合4名で、ペーパーポット専用の移植機であるひっぱりくんを使い、パノラマほ場に移植しました。
途中で雨が降り始めたので、この日の作業は中断しました。
ひっぱりくんを使った移植
移植を行ったキヌア
ペーパーポット生育状況(8月30日)
播き直しを行ったキヌアも葉が増え、ほ場への移植ができる状態まで成長しました。
ペーパーポットのキヌア
成長したキヌア
ペーパーポット生育状況(8月26日)
ペーパーポットのキヌアは順調に成長し、葉が増えてきました。
発芽不良で播き直しを行ったキヌアも、きれいに発芽しています。
成長したキヌア
播き直しを行い発芽したキヌア
脱穀作業(8月24日)
7月26日に収穫したキヌアの脱穀作業を、生産者拡大プロジェクトメンバー1名、農事組合4名で実施しました。
ハーベスター(脱穀機)と手作業で脱穀を行ったあと、唐箕(とうみ)を使い選別を行いました。
脱穀したキヌアは、さらに乾燥させます。
ハーベスターを使った脱穀
手作業による脱穀
唐箕(とうみ)を使った選別
脱穀したキヌア
ペーパーポット一部播き直し(8月20日)
前回の生育状況確認で発芽不良のあった一部のペーパーポットの播き直しを実施しました。
発芽不良のキヌア
播き直しを行ったペーパーポット
ペーパーポット生育状況(8月16日)
ペーパーポットのキヌアは順調に発芽していますが、悪天候による雨と日照不足で、前作と比較すると、細長く成長している様子です。
発芽したキヌア
発芽不良のキヌア
ペーパーポット播種作業(8月12日)
生産者拡大プロジェクトメンバー1名、農事組合3名で播種作業を実施しました。
令和3年度の夏播きは、ペーパーポットの数を増やして栽培を行います。
ペーパーポットの播種作業
播種を行ったペーパーポット
収穫作業(7月26日)
生産者拡大プロジェクトメンバー3名、農事組合3名で収穫作業を実施しました。
収穫したキヌアは袋に入れ、ビニールハウス内に吊るして乾燥させます。
キヌアの収穫作業
ビニールハウスでの乾燥作業
パノラマほ場生育状況(7月13日)
7月2日の豪雨の被害で、背の高いキヌアが倒れてしまいました。穂は色づき始め、収穫時期が近づいています。
豪雨の影響を受けたキヌア
色づき始めた穂
パノラマほ場生育状況(6月29日)
キヌアとキヌアの間の株間の雑草を除草しました。除草を行ったことで、キヌアの成長がよくわかります。
除草作業後のほ場
大きく成長したキヌア
パノラマほ場生育状況(6月22日)
キヌアの背丈が伸び、収穫する穂の部分がだいぶ大きくなってきました。
成長したキヌア
収穫する穂の部分
パノラマほ場生育状況(6月11日)
ほ場の雑草が無くなり、キヌアが確認できます。
除草後のパノラマほ場
一列に並んだキヌア
除草作業(6月3日)
キヌアの成長とともに生い茂った雑草を、機械と手作業で除草しました。生産者拡大プロジェクトメンバー3名、農事組合5名で行いました。
管理機での除草作業
除草作業と肥料まき作業
キヌアを使った料理教室の開催(5月31日)
裾野産キヌアを使用した「健康料理教室」が西地区婦人会17名で実施されました。
「キヌア入りハンバーグ」は準高地トレーニングに訪れたアスリート向けに開発された「すその頂飯」の献立です。
料理名
キヌア入りご飯、キヌア入りハンバーグ、キヌア入りカレースープ、キヌア入りひじき煮、キヌア入りグリーンサラダ、キヌアとキウイのプチプチスムージー
キヌアが使われている料理
調理作業
パノラマほ場生育状況(5月21日)
ほ場にかなり水が溜まっています。透水性をよくする土壌改良剤「溶融スラグ」を以前散布したため、水はけの状況を注視していきます。
水が溜まっているパノラマほ場
水が溜まっているYNほ場
パノラマほ場生育状況(5月14日)
全体的に背丈が伸びています。
成長の早いキヌアには、小さな穂(収穫する部分)ができ始めていました。
背丈が伸びたキヌア
キヌアの穂
パノラマほ場生育状況(5月8日)
ゴールデンウイーク中に大雨が降りましたが、目立った被害は受けていませんでした。
キヌアの葉も増え、順調に成長しています。
ペーペーポットから移植したキヌア
虫の被害を受けたキヌア
ひっぱりくんを使った移植作業(4月27日)
生産者拡大プロジェクトメンバー7名、農事組合5名でペーパーポットの移植作業を実施しました。ペーパーポットの専用の移植機であるひっぱりくんを使用し、パノラマほ場、YNほ場へ移植をしました。
ひっぱりくん説明作業
ひっぱりくんを使用している作業
土壌改良作業(4月16日)
静岡大学の一家先生とパノラマほ場の一部に土壌改良剤(溶融スラグ)を撒きました。溶融スラグが混ざることで、透水性が良くなります。
畑を3つに分けて溶融スラグを入れる量を変えました。溶融スラグの量によって、キヌアの成長にどのような影響がでるかを確認していきます。
溶融スラグ散布作業
作業後のほ場
パノラマほ場・ペーパーポット生育状況(4月12日)
パノラマほ場は、たくさん芽が出てきましたが、ところどころ発芽していない場所がありました。発芽不良の可能性が高いです。
育苗中のペーパーポットは、育苗用の培土を使っているため、パノラマほ場より若干成長が早いです。
パノラマほ場のキヌア
ペーパーポットのキヌア
パノラマほ場・ペーパーポット生育状況(4月6日)
パノラマほ場、ペーパーポットのキヌアは少し芽が出てきました。
パノラマほ場
ペーパーポットのキヌア
播種作業(4月2日)
生産者拡大プロジェクトメンバー7名と農事組合4名、静岡大学2名で作業を実施しました。
ペーパーポットに播種をして、育苗をした後に、ほ場に移植します。
また、ごんべえを使用した播種をパノラマほ場で実施しました。
ペーパーポットへの播種作業
ごんべえを使用した播種作業
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農林振興課 農政係
〒410-1192 静岡県裾野市佐野1059 裾野市役所2階
電話:055-995-1823
ファクス:055-995-1864
更新日:2021年12月21日