裾野市名誉市民
裾野市では名誉市民条例に基づき、市民または市に縁故の深い方で、学術、技芸、その他社会文化の進展興隆に貢献し、または市の功労者としてその事績が卓絶で、市民の尊敬の的と仰がれる方に「裾野市名誉市民」の称号を贈り、その功績を称えています。
本市の名誉市民は、次の2名の方です。(敬称略)
1名は裾野町時代の「裾野町名誉市民」となります。
鈴木 忠治郎(すずき ちゅうじろう)

明治20年(1887年)生まれ
昭和38年(1963年)12月23日称号贈呈
昭和39年(1964年)7月14日逝去
<事績>
駿東郡小泉村(現裾野市佐野)に生まれ、25歳のとき、押麦の製造方法と精麦装置の発明をされました。以来、長年にわたりさまざまな発明を発表し、多くの要職を務めると共に、当時の食糧問題解決や栄養改善に尽力されました。
日本発明家の重鎮と評され紫綬褒章のほか、さまざまな功績により紺綬褒章を2回、藍綬褒章も受章されています。
裾野市の育英事業への功績は、その後の奨学生の育成および現在の市立鈴木図書館の前身となった鈴木育英図書館の設立にもつながっています。
大橋 俊二(おおはし しゅんじ)

昭和11年(1936年)生まれ
令和6年(2024年)7月29日称号贈呈
令和7年(2025年)2月28日逝去
<事績>
昭和44年に裾野市内に小児科医院を開設し、平成6年に裾野市長に就任してからは医師と市長という2つの役職に永年にわたり従事されました。
医師としては24時間365日の診療を実現するなど、市内外の住民の健康や保健衛生に寄与されました。市長としては市や公共の自治進展に貢献し、全国市長会副会長や相談役を務め、旭日中綬章も受章されています。
その他、紺綬褒章を2回、総務大臣表彰、全国市長会特別功労市長表彰、全国市長会永年勤続表彰なども受賞されています。
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更新日:2025年03月04日