令和5年2月行政報告（アイリスオーヤマ株式会社との立地協定について）

令和5年1月30日にアイリスオーヤマ株式会社との立地協定締結式を開催し、「立地に関する協定」、「災害時における物資供給に関する協定」の2つの協定を締結しました。立地に関する協定は、連携した地域経済の振興を図ることを目的に、また、災害時における物資供給に関する協定は、被災地への物資支援等の連携を図るために締結をしています。

令和4年度は機構改革を行い、企業誘致担当として渉外課を新設し、最重要課題に「企業誘致」を掲げ、誘致活動を積極的に推進して参りました。9月に策定した「裾野市企業立地方針」で、企業立地に関する市のビジョンを明確にするととともに、市長である私自ら企業訪問を行う中でトップセールスを実施するなど、推進体制の一層の強化を図っているところです。

また、静岡県経済産業部企業立地推進課、静岡県東京事務所との連携強化を図るとともに、企業立地に対する土地利用へ向けたワンストップサービス等を展開し、積極的な企業誘致活動を行って参りました。その成果として、新富士裾野工業団地にアイリスオーヤマ株式会社が新工場を立地する運びとなりました。

アイリスオーヤマ株式会社は「富士裾野工場」を設立し、令和5年6月から飲料水・炭酸水製造工場として稼働する予定です。生産能力から算定する経済波及効果額は、市の試算では232億円と算出しています。また、同社は将来的に富士裾野工場・富士小山工場合わせて約300名の新規雇用を予定しており、就労人口の増加も期待できるものとなっています。

今回、2つの協定を締結することで、より有益性のある企業立地になったと考えています。