主権者教育
裾野市選挙管理委員会では、選挙権年齢および成年年齢引き下げにより主権者として求められる力を育成をするため、小・中学校向けに選挙出前講座を実施しています。
2025年度選挙出前講座実施状況
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実施日 |
実施校 | 対象学年 | 実施内容 |
| 11月4日(月曜日) | 富岡中学校 | 3年生 |
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| 6月9日(月曜日) | 千福が丘小学校 | 6年生 |
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11月4日(月曜日)富岡中学校選挙出前講座の様子
一票の格差について身近な例を示したスライド
授業で習った選挙制度について復習したり、クイズ形式で選挙運動について考えたり、実際の投票用紙に触れたりしました。
また、選挙区の区割りについて学習し、身近な事例をもとに有権者の数によって生じる一票の格差について考えました。実際の投票率のデータをもとに選挙の課題について生徒たちで考えました。
さらに、実際の裾野市の投票率のデータから考えられる課題について話し合い、自分たちが18歳になって有権者となったときどのように選挙とどのように向き合えばよいか、生徒たちが自ら考えました。
街で見かける選挙運動に関するクイズ
選挙運動に関するクイズに回答する生徒たち
授業で習った選挙制度について復習する様子
投票用紙に触れて驚く生徒たち
【選挙出前講座を受けた生徒の感想】
- 投票用紙がプラスチックでできていることが印象に残った。
- お金の差による有利、不利をなくすために選挙運動に制限がもうけられていることに納得した。
- 有権者の数が大きく違うことで一票の格差が生じていることに驚いた。
- 若者の投票率が低い理由の1つに自分の生活にどう結びつくのか実感がわかないというのに共感した。
- あまり選ばれないかもしれないけど、若い人にしかない発発想もあるから投票するのは大切だと思う。
- 政治ってなんか複雑そうという思いが投票率の低さに結びついていると感じた。
- 投票するだけでだいぶ選挙の流れや結果が変わるきがする。
- 今の政治家の人たちは年代が上の人が多いから若者が政治に興味をもたなくなってきてしまっていると思った。
- 今の人たちはテレビをあまり見ないこともあり政治に興味がなく若者の投票率につながっているんじゃないかと思った。
- 選挙は、自分たちの生活に直結している。
- まだ投票する権利はないけれど、あと3年なので近い将来だと感じた。
- 公約を見て、自分たちの生活にどういった影響があるのか見てみようと思った。
- 変わらないじゃなくて自分たちで投票して社会を変えようと思った。
- 政治家の意見をよく知り、自分の意見をまとめてから投票することが大事。
- 今まで選挙は大きいものと思いすぎていて、自分たちの身近なことも意見に取り入れて良い。
- 選挙に対して「まだ先のこと」ではなく「自分たちが未来をつくる番」という認識をもつこと。
6月9日(月曜日)千福が丘小学校選挙出前講座の様子
お試し投票 立候補者
社会の授業で政治について学んだ児童たちが、投票のやり方について学習しました。また、実際の選挙時の資機材を使用し、左記の立候補者をもとにお試し投票(模擬投票)の体験をしました。
お試し投票の結果をもとに、裾野市における直近選挙の年齢別投票率をグラフで比較し、若い世代の投票率の低さを目の当たりにするとともに投票することの重要性についてみんなで考えました。
投票のやり方について説明を聞く児童たち
投票箱が空であることを確認する児童たち
模擬投票用の投票用紙の交付を受ける児童
模擬投票をする児童たち
【選挙出前講座を受けた児童の感想】
- 投票するときのやり方などがとても印象に残った。
- 若者の方が高齢者より多いかと思っていたけれど若者の方がいろいろな事情があってできないのに驚いた。
- 自分の意見を持つのは、大切だと思った。
- 税金が高いとか早く変わった方がいいとか、文句だけ言って投票しないでいるのはどうかと思った。
- 若者の意見も大事だからもっと投票した方がいい。
- 若い人たちは、大学とかで忙しいし、ちょっと仕方ないかなって思いました。
- 選挙がわからない人にも教えてあげるのが大切。 など
- この記事に関するお問い合わせ先
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総務課 管財係・選挙管理委員会
〒410-1192 静岡県裾野市佐野1059 裾野市役所3階
電話:055-995-1807
ファクス:055-993-3607






更新日:2025年11月11日