平和都市への推進事業
当市では、2015年12月9日に「平和都市宣言」を行いました。
未来を担う子どもたちに、戦争の悲劇と平和の大切さを伝え続け、一人ひとりが安心して暮らせる平和な社会の実現に向けて、以下の事業を実施しています。
事業取組状況
2021年度から、平和学習教材として、冊子「ヒロシマ・ナガサキ 原爆と人間」やオンラインによる被爆体験講話を活用しながら、市内学校において工夫し、下記のとおり平和学習を実施しています。
市内学校における平和学習状況
年度 | 実施校 | 実施内容 |
2021 | 東中学校 |
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2021 | 富岡中学校 |
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2022 | 東中学校 |
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2022 | 西中学校 |
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2023 | 深良中学校 |
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2023 | 富岡中学校 |
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2024 | 須山中学校 |
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2024年度須山中学校平和学習の様子
広島への修学旅行の事前学習として、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館・公益財団法人長崎平和推進協会が学校向けに無料で実施しているピースネット事業(長崎に住んでいる被爆者がインターネットを通じて小学校の児童に被爆体験を語る)を活用し、戦時中の生活状況、被爆当日の行動や実際にいた場所、被爆時や直後に見た人や街等の光景について話をうかがいました。また、後世の人たちへ伝えたいことを直接ご本人から聞くことにより、生徒たちは日頃の生活を振り返り、さまざまな気づきを得た貴重な体験となりました。

生徒たちがオンラインで話を聞いている様子

生徒たちが講話の中でのクイズに回答している様子

生徒が感想を話す様子

生徒が感想を話す様子
【平和学習実施後の生徒たちの感想抜粋】
- 今、私たちが元気に楽しく暮らせていることがとても幸せなことなのだと感じた。
- 原爆の話を聞いて、本当に戦争をやめて平和の世界になってほしいと思った。
- 被爆体験の話を聞き想像したらとても恐くて、今の生活や生きていられることが幸せだと感じた。
- 今までも原爆があったことは知っていたが、知っている話はあくまでも資料としてだった。今回は直接体験した方の話だったので今まで以上に恐さを感じた。
- 戦争をなくすことは私たちにはできないが、今私がもっている幸せを大切にしたいと思った。
- これからは戦争を経験した人がどんどん減っていくので、自分が知らない人たちや自分より年下の人に伝えていきたいと思う。
- 毎日の生活とたくさんの人が奪われることがもう二度と起きてほしくないと思った。
広島市への中学生代表派遣事業(2016年度から2019年度まで)
戦争の悲惨さと平和の尊さについて学び、現地で体験したことや平和について感じたことを他の生徒にも伝え、平和への思いを共有することを目的として、2016年度から2019年度まで市内中学生の代表(各年10名程度)を広島市へ派遣しました。
現地では、広島平和記念資料館において平和学習講座の受講、平和記念公園等においてボランティアガイドの解説を受けながらの見学や被爆者体験講話の聴講を行いました。
また、派遣後は、市への報告会、「あいとへいわ展」で参加生徒の感想文などの展示や戦没者追悼式で参加生徒の代表者が平和への作文の朗読を行いました。
関連資料
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更新日:2025年08月28日