ペットの災害対策(同行避難とスターターキット)

裾野市では市内11カ所の避難所でペットと同行避難が可能になっています。災害時にはどのような事が起こるかは分かりません。日頃から避難所の確認やペットの常備品などの確認を行い災害に備えましょう。

備えておくもの

ペット備蓄品(一例)

備えておくもの(例)

ペット備蓄品(一例)2

「1週間分のフードと水、食器」

  • 災害時はペット用品が手に入りにくくなるため、1週間分の備えが必要です。ドライフードや缶詰など長期保存できるものを用意しておきましょう。


「療法食、薬」

  • 環境の変化等により、ペットの免疫力が低下し、病気を発症しやすくなります。


「ケージやキャリーバック」

  • 避難所で周囲の迷惑にならないようにするため、日頃からケージ等に慣れさせておきましょう。


「飼い主とペットの写真、健康メモ」

  • ペットや飼い主を捜すのに役立ちます。また、既往症、健康状態やかかりつけの動物病院などの情報は病気の治療等に役立ちます。


「予備の首輪、リード、排泄処理用品、猫砂、ペットシーツ、バスタオル、ブラシ、ガムテープなど」

普段の生活で気をつけること

「身元確認ができるものを身につける」 (飼い主とはぐれた場合でも飼い主の元に戻れる可能性が高まります。)

  • 首輪と迷子札
  • 鑑札および狂犬病予防注射済票
  • マイクロチップ


「基本的なしつけ」 (避難所には多くの人が集まり、動物が苦手な人もいます。周りの迷惑にならないように普段からしつけをしておきましょう。)

  • ケージ等の中に入ることを嫌がらないように慣らしておく
  • 不必要に吠えないようにする
  • 人や他の動物を怖がらないよう慣らしておく


「健康管理」 (避難所では多くのペットが集まり、他の動物との接触が増えるため、普段からペットの健康管理に努めましょう。)

  • 狂犬病予防接種などの各種ワクチン接種を行う
  • 寄生虫の予防、駆除を行う
  • 不妊、去勢手術を行う

飼い主の方へのお願い

「災害時のペット一時預かり先を決める」

避難所で飼い主とペットが長く生活するには、飼い主とペット両方の健康にとって適切ではありません。平常時からペットの一時預かり先を決めておきましょう。

 

「飼い主同士のコミュニケーションを行う」

災害時のペットスペースの設営と運営は飼い主の方々が協力して行います。平常時から避難経路や避難物資などを話し合うことで、スムーズに避難することができます。

 

同行避難とは

「ペット同行避難」とは、ペットと共に安全な場所まで避難する行為(避難行動)を示す言葉です。避難所内で飼い主がペットを同じ空間で飼育することではありませんのでご注意ください。

スターターキットについて

スターターキットとは、避難所までペットと同行避難を行った人が速やかにペットの受入れ体制を整えられるよう、必要な物資や指示書等をまとめたものです。
令和7年度「西小学校、東小学校、深良小学校、富岡第一小学校、須山小学校」の5か所にスターターキットを配備しました。残りの同行避難可能な避難所については、令和8年度に配備する予定です。

スターターキット外観(裾野市)

スターターキット外観

スターターキット中身(裾野市)

スターターキット中身

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〒410-1192 静岡県裾野市佐野1059 裾野市役所1階
電話:055-995-1816
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更新日:2025年08月26日