すそのびとNo.75 中村 隆司さん「木工を通じて子どもたちに笑顔を届ける」
木工を通じて子どもたちに笑顔を届ける
中村 隆司さん (千福が丘・65歳)
15年前から続けている木工の腕前を生かし、学童保育で使う下駄箱や本棚を作ったり、子ども食堂で手作りの楽器を披露したりと、地域の子どもたちに笑顔を届けている中村さん。「なかむらめいじん」の愛称で、子どもたちに親しまれています。
手作りの楽器で演奏を楽しむ音楽教室は、令和5年にスタートしました。音楽に合わせ手作りのカホンやカスタネットを叩くと、子どもたちの表情は一気に輝きます。「最新作の楽器は8月に完成したオクタゴンカホンドラムです。子ども食堂に参加していた人からアイデアをもらい、2カ月かけて作りました。子どもたちの列ができるほど人気がありますね」と中村さんは話します。
活動の原動力を聞くと「関わる人たちからの感謝の一言です」と中村さんは笑顔で答えました。感謝の言葉が、次の作品づくりへの力になるそうです。
次の目標は手作りの楽器を使った「音楽会」をやること。中村さんの手から生まれる木工の温もりは、これからも子どもたちの心を豊かにし、笑顔を生み出していきます。


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更新日:2025年09月25日