風しんの抗体検査および予防接種について(風しん追加的対策)
風しんは、咳や会話で飛び散る飛まつに含まれる、風しんウイルスを吸い込むことで感染するウイルス性の感染症で、発熱と赤い発しんが特徴です。決して子どもだけの病気ではなく、平成24年から25年に流行したときは、20代~40代の男性が患者の中心でした。
風しんは、感染力が強く、症状が出る前に他人に感染させる可能性があります。例えば、患者1人が感染させる平均人数は、インフルエンザが1~3人ですが、風しんは5~7人です。
また、妊娠初期(20週ころまで)の妊婦が感染すると、胎児へ感染し、児の眼や耳、心臓に障がい(先天性風しん症候群)をもつ場合があります。
風しん予防接種の機会がなかった年代の男性に対して、抗体検査と予防接種を無料で受けられます。
対象者
昭和37年度~昭和53年度生まれの男性
この年代の男性の皆様には、過去に公的に予防接種が行われていないため、自分が風しんにかかり、家族や周囲の人たちに広げてしまうおそれがあります。この機会をご活用ください。
抗体検査・予防接種の受け方
STEP1:市からクーポン券が届く
- 風しんワクチンの定期接種の機会がなかった昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性を対象として、市からクーポン券を送付します。
- 市よりクーポン券が届きましたら、開封して中身をご確認ください。
クーポン券の発送時期は2024年(令和6年)4月末頃を予定
STEP2:風しんの抗体検査を受ける(無料)
検査は、お近くの医療機関か、健康診断等で、採血して行います。結果が分かるまでに数日かかる場合があります。
医療機関で実施する場合には、同封している医療機関一覧を参照し、事前に連絡をいれてください。医療機関一覧以外の医療機関でも実施可能です。その他の医療機関は下記リンクよりご確認ください。
検査の際に、クーポン券と住んでいる住所が確認できる書類をお持ちください。
お勤め先の健康診断の際に実施を希望する場合には、お勤め先の担当者へご相談ください。
STEP3: 検査の結果を聞き、免疫がない場合は風しんの予防接種を受ける
検査結果は、検査を受けたところで確認してください。
(健康診断の結果とともに通知される、検査を受けた医療機関に問い合わせる など)
風しんへの免疫が十分でなかった方(十分な量の抗体がなかった方)は、予防接種を受けてください。
検査の結果、十分な量の抗体があった方は予防接種は不要です。
予防接種を受ける際に、クーポン券と本人確認書類をお持ちください。
実施期間
~2025年(令和7年)2月28日まで
関連資料
令和6年度 風しん抗体検査・予防接種について (PDFファイル: 501.0KB)
風しん抗体検査および風しん予防接種を受ける際の注意事項 (PDFファイル: 125.1KB)
風しん抗体検査および風しん予防接種協力医療機関一覧 (PDFファイル: 235.3KB)
関連リンク
- この記事に関するお問い合わせ先
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健康推進課
〒410-1117 静岡県裾野市石脇524-1 福祉保健会館1階
電話:055-992-5711
ファクス:055-992-5733
更新日:2024年03月21日