試験栽培1年目(2019年度)
2019年度から、静岡大学・須山東富士農事組合・市で協力し、須山パノラマロード沿いのほ場で「キヌア」の試験栽培を開始しました。
栄養価が高く、スーパーフードとしても注目を浴びるキヌア。
栽培が上手くいけば、裾野市の新たな特産品になるかもしれません。
収穫(11月21日)
静岡大学と須山東富士農事組合、市で刈取作業を行い、約600本のキヌアを収穫しました。
色味や背丈ごとにグループ分けし、品種に違いがあるかなどを調べていきます。
この後干して乾燥させ、採取した種は来年の種まきに使う予定です。
レッドヘッド
混合畑に生えたキヌア
ハサミを使って根元から刈っていきました。
色や大きさごとに分類を行いました。
生育状況(11月20日現在)
この日、静岡大学一家准教授と須山東富士農事組合、市でキヌアの生育状況を確認しました。十分に成長していることから、急遽11月20日に収穫作業を行うことになりました。
レッドヘッド畑全体の様子
混合品種を植えた畑全体の様子
レッドヘッドは60cmほどまで成長しました。
風の影響を受け、倒れてしまったものも多くありました。
生育状況(11月5日現在)
レッドヘッドは赤く色づいてきました。
富士山とキヌア
生育状況(10月28日現在)
レッドヘッド
品種混合
生育状況(10月23日現在)
キヌアはかなり大きくなってきました。
順調に生育すれば、11月下旬~12月上旬に収穫できる見込みです。
レッドヘッド
品種混合
生育状況(10月16日現在)
10月8日のほ場確認で、少ないキヌアが点在していたため移植して1か所にまとめることになりました。
レッドヘッド畑全体の様子
雑草の中に点在していたキヌアは移植してまとめました。
広い畑の中で、しっかり発芽して育ったキヌアはこれだけでした。
キヌアアップ
生育状況(10月8日現在)
種まきから1か月以上が経過しました。
上野原ゆうきの輪様から種の提供を受けた「レッドヘッド」は順調に生育しています。
それ以外のキヌアは発芽率が悪く、数えるほどしか発芽を確認できません。
キヌア畑
緑に見えるのはほとんど雑草です。
キヌア畑
こちらも緑に見えるのはほとんど雑草です。
成長したキヌア
雑草の中からキヌアを探します。
初めてキヌアを栽培するため、キヌアと雑草を見分けるのも一苦労です。この日はテレビの取材が入りました。
レッドヘッドはかなり背が伸びてきました。
生育状況(9月26日現在)
パノラマ遊花の里のコスモスの見頃が続いています。
9月23日(月曜日)までコスモスまつりが開催されています。パノラマ遊花の里へぜひお越しください。
コスモスの見頃は9月下旬までの見込みです。
キヌアをまいた畑。雑草が生えています。
雑草が多く、キヌアがなかなか見つかりません。
雑草の中にキヌアと思われるものが生えています。
上野原ゆうきの輪様(山梨県上野原市)から種子の提供を受けたキヌアは大きく育っています。
生育状況(9月12日現在)
静岡大学一家准教授、須山東富士農事組合の方とともに現地確認を行いました。
一部で芽が少し大きくなってきましたが、発芽状況は良好とは言えません。
少し大きくなったキヌアも見られます。
発芽不良に悩む静岡大学一家准教授と地元耕作者。
生育状況(9月9日現在)
一部で発芽が見られました。
種まき直後の大雨で種が流されてしまったようで、まいていないところで発芽していました。
キヌア試験栽培ほ場
小さな芽が出ました。
種まき(8月29日、30日)
8月29日(木曜日)と30日(金曜日)に静岡大学農学部一家准教授、学生の皆さん、須山東富士農事組合の皆さん、市職員で種まきを行いました。
上野原ゆうきの輪様(山梨県上野原市)から種子の提供を受け、一足先にポットで発芽させた苗の移植も併せて行いました。
種まきの様子
一粒ずつ手で種をまいていきます。
ポットで発芽させたキヌアの苗を植える様子。
ポットで発芽させたキヌアの苗
土壌改良(8月28日、29日)
キヌアを栽培予定のほ場の一部に溶融スラグを投入し、土壌改良を行いました。
土壌改良作業
畑の土に土壌改良材を混ぜました。
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農林振興課 農政係
〒410-1192 静岡県裾野市佐野1059 裾野市役所2階
電話:055-995-1823
ファクス:055-995-1864
更新日:2020年05月25日