裾野市本庁舎耐震補強事業

昭和52年に建設された裾野市本庁舎は、平成17年度に実施した耐震診断の結果、倒壊する危険性は低いが、かなりの被害を受ける可能性があり、防災拠点としてはふさわしくないため、平成22~23年度にかけて耐震補強工事を実施しました。
補強工法として地震発生後の庁舎継続使用の面で最も優れている免震工法を採用し、地下1階柱頭部に免震装置(積層ゴムアイソレータ55基、オイルダンパー5基)を設置する工事を実施しました。
また、裾野市本庁舎の基礎直下には約1万年前の富士山噴火の溶岩流によって形成されたと推測される地下空洞が存在しており、免震化工事に先立ち、上下2層で 構成されている地下空洞のうちの上層(第1空洞)の一部をエアミルクという材料により充填し、基礎地盤の安定性を確保しています。
事業の一連の経緯と耐震補強工事の概要に関する詳細については、こちらの事業完了報告書とパンフレットをご覧ください。
パンフレット
裾野市本庁舎耐震補強工事 パンフレット (PDFファイル: 858.8KB)
耐震装置を展示しました!
また、本庁舎の地下1階には、実物の免震装置(積層ゴムアイソレータ、オイルダンパー)や耐震補強工事概要を記した看板を展示しており、開庁時間中は自由に見学することができます。
裾野市にお越しの際は、ぜひ一度お立ち寄りください。


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更新日:2019年03月12日