一つの事実の裏側では何かが|環境市民部長 鈴木正次

平成30年5月23日

風薫る5月、新緑の山を眺め、鳥のさえずりに耳を傾け、実に心地良い季節です。

この季節が過ぎると、梅雨入り、そして梅雨末期の豪雨、その後の台風シーズンと、私の職務上、気になる季節となります。

その折、以前から危惧していることがあります。それは、川の河床が低下しているということです。

自宅近くを流れる佐野川では、河床低下に伴い20年程前に堤防基礎の根継ぎ(補強)をし、コンクリートブロックを敷設したのですが、今では、その根継ぎ部が水上に露出しブロックも危うい状況に。

景ケ島渓谷の屏風岩に降りる堤防階段も、最下段から2m近く下がり、ハシゴの取り付けが必要となっており、また既に、別の場所では堤防の積直しをした箇所も。

河床低下は、上流部に建設した砂防ダムにより、石や砂が流れて来ないことに起因すると考えられます。

水害や土砂災を防ぐ砂防ダムが、下流部の堤防を危うくするとは、何か皮肉を感じてしまいます。

この一年も、物事の真実を見極めて行きたいと思っています。

佐野川の堤防の写真
景ヶ島渓谷の堤防階段の写真

次回は、健康福祉部長です。

市長コメント

鈴木環境市民部長のイクボス宣言パネルの画像

確かに、上流に整備されたダムのおかげで、大雨になっても、市内の河川の水位が一気に急上昇することはなくなっています。
安心・安全なまちづくりに寄与してくれていると思っているのですが、石や砂の流れる量までも、良い具合にコントロールしなくては、別の場所で別の問題が起こる。
あちらを立てれば、こちらが立たず。世の中、なかなか難しいものですね。
環境市民部は、市民と接する最前線です。あちらを立てれば、こちらが立たなくならないよう、物事の真実を見極め、良い塩梅の市民サービスの提供に努めていきましょう。

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更新日:2018年05月23日