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裾野市政(その他市の取り組み)

裾野市本庁舎耐震補強事業

昭和52年に建築された裾野市役所本庁舎は、平成17年に実施した耐震診断の結果「倒壊する危険性は低いが、耐震性能がやや劣り、東海地震を想定した場合かなりの被害を受ける可能性があるため大地震時の拠点施設としては適当といえない」ことがわかりました。

この診断結果をふまえ、裾野市では庁舎の耐震工事を行うこととしました。

これから皆様に事業の概要や施工状況などについてお知らせしていきます。

最終更新日:平成22年8月9日

裾野市役所本庁舎の概要

  1. 階数|地上5階、地下1階、塔屋1階
  2. 建築面積|1,671.93平方メートル
  3. 延床面積|6,420.28平方メートル
  4. 構造種別|鉄筋コンクリート造
  5. 建物高さ|最高部24.95m、パラペット22.53m
  6. 施工年月|昭和50年9月~昭和52年2月

工事の概要

  1. 設計期間|平成21年度を予定しています。
  2. 施工期間|平成22年度以降おおよそ16ヶ月程度を予定しています。
  3. 施工方法|業者による設計・施工の一括提案を採用します。

事業のながれ

平成22年8月9日 裾野市本庁舎耐震補強工事の着手について

本庁舎耐震工事の契約議案が7月22日の臨時議会で承認され、工事に着手しましたので概要を報告します。

今後、長期にわたり来庁者の皆様には騒音等でご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。

工事名

平成22・23年度 国庫補助事業
裾野市本庁舎耐震補強工事

工期

  • 着手 :平成22年7月22日
  • 完成 :平成24年1月31日

契約額

  • 1,110,900,000円

請負人

  • 戸田建設株式会社 名古屋支店

耐震補強の工法

  • 地下1階柱頭部免震工法

免震装置の数

  • 天然ゴム系積層ゴムアイソレータ/40基(径650ミリ、700ミリ、1000ミリ)
  • 鉛プラグ入積層ゴムアイソレータ/15基(径800ミリ、900ミリ、1000ミリ)
  • オイルダンパー/5基

補強後の主な改修計画

  • 地下1階の機械室を会議室に改修
  • 地下1階の食堂を及び厨房を多目的ルームに改修
  • 地下1階の技師控室、非常用発電機室を授乳室を含む男女多機能トイレに改修
  • 旧食堂北側のドライエリアを拡張し、屋外エレベータ(地下1階から地上1階までの間を運転)を設置
    各階トイレを洋式に改修
  • 各階照明器具を改修
  • 各階給排水設備を改修
  • プロパンガス給湯器を廃止して電気給湯器に更新
  • 老朽化したファンコイル設備(3階及び5階)の更新
  • 玄関キャノピーを拡大し改修
  • 玄関西側斜路に屋根を設置
  • 一部雨水排水管を更新
  • 庁舎内エレベータを2基とも身障者対応に変更。ただし、うち1基(西側)は、地上階のみの運転となります

工事の方法

最初に庁舎の周りの掘削工事と地下1階の天井解体工事を行います。掘削工事は免震建物が揺れる際の余裕幅を確保する工事となります。このためサツキ・ツツジ等が植えてある部分は仮囲いによって駐車場・通路部分と区別され、その中で掘削工事は行われます。地下空洞の充填工事も、作業用入り口を旧浄化槽の位置に造り9月頃より充填工事に入ります。

免震化工事につきましては、庁舎を3つの工区に分けています。

  1. 1工区は高層棟を抱える部分のうち東半分を、
  2. 2工区は高層棟の西半分を
  3. 3工区は市民室などの2階屋上を抱える低層棟の部分です。

おのおのの工区の着手は1ヶ月ほど遅れての着手になります。

 このようにして、免震化が完了するのが来年の8月初旬の予定ですが、それまでは免震化された部分と、従来の柱がつながった不安定な建物となりますので、免震装置を挿入した柱でも、8月までは鉄板で連結したり、柱間をブレースで補強したりしておき、従来の耐震性を確保した状態で全ての免震装置の設置を完了する来年の8月をむかえることになります。
地下1階の復旧工事はその後行いますが、1階以上の配管設備、トイレ工事などなどは全工程において計画的に実施します。
なお、免震化完了後、建物まわりに足場を組み、外壁タイルの打診検査を行います。これは相当数の年限がたった建物について、タイルの検査・補修が義務付けられているために行うものです。

立面図(PDF形式 181KB)

地下一階平面図(PDF形式 278KB)

工事概要(PDF形式 1.11MB)

庁舎耐震工事関連(広報すその平成22年8月1日・15日号 10ページ)(PDF形式 約1MB)

 

平成22年4月30日 裾野市本庁舎耐震補強工事に伴う先行工事について

現在、市庁舎では耐震本体工事に向けて、地下1階にある設備の移設工事を行っています。

これは、耐震本体工事を7月以降に着手する予定となっているため、その前に冷房設備を切り替え、冷房が必要な期間でも窓口業務を継続するために実施するものです。

移設する設備

  1. 受変電設備 → 庁舎2階西側屋上に移設します。
  2. 1階ホールをカバーする空調設備 → 庁舎2階西側屋上に移設します。
  3. 受水槽 → 庁舎東側にある受水槽を南東側に移設します。

これらの移設工事に伴い庁舎内でも新設備への接続工事が行われます。

先行工事(設備移設工事)の完了予定時期

平成22年6月中旬を予定しています。


来庁舎の皆様のご協力をお願いします。


平成21年9月11日 裾野市本庁舎耐震補強プロポーザル選定結果

1.プロポーザルの概要

(1)プロポーザルの目的

裾野市本庁舎は、昭和52年の建設後30年が経過しており、平成17年度に実施した耐震診断の結果でも、東海地震のような大地震を想定した場合、倒壊はしないが、相当な損傷を受ける可能性があることが分かっています。このため震災時に庁舎利用者等の人命を守り、災害対策の拠点としての機能を確保していくためにも早急な耐震工事を実施する必要があります。
耐震補強にあたっては、市役所機能を維持しながらの工事を想定しているため、技術的難易度が高く、かつ防災拠点として必要な耐震性を確保しなければならないため、想定する工法について実績ある大手各社に提案を募り工法、業者を選定するものです。

(2)プロポーザルの対象となる業務

  1. 裾野市本庁舎耐震補強工事設計業務
  2. 裾野市本庁舎耐震補強工事業務

(3)プロポーザル指名業者

  1. 清水建設(株) 名古屋支店静岡営業所
  2. 鹿島建設(株) 静岡営業所
  3. (株)竹中工務店 静岡営業所
  4. (株)大林組 静岡営業所
  5. 大成建設(株) 静岡営業所
  6. 戸田建設(株) 静岡総合営業所
  7. 三井住友建設(株) 沼津営業所

(4)プロポーザルのスケジュール

1. 指名者への通知 平成21年5月20日(水)
2. 要領等の配付 平成21年5月20日(水)
3. 参加意思の確認 平成21年6月5日(金)まで
4. 資料の閲覧・貸出し 平成21年5月20日(水)から平成21年6月26日(金)
5. 庁舎内の調査 平成21年6月8日(月)から平成21年6月26 日(金)
6. 質疑書の回答 平成21年7月10日(金)
7. 提案書類の提出 平成21年7月31日(金)
8. ヒアリング 平成21年8月27日(木)
9. 採点 平成21年8月27日(木)
10. 結果の通知 平成21年8月31日(月)

 

2.提案の審査

(1)他市の同種のプロポーザル審査基準を参考にして採点表を作成し、審査を行いました。

裾野市本庁舎耐震補強工事審査検討委員会 (平成20年1月に設置)(検討委員会及び採点者 11名)

委員長 鈴木正勝(副市長)
副委員長 杉山幸彦(総務部長)
委員 杉山勝(副市長)
委員 中野光(企画部長)
委員 増田吉信(産業建設部長)
委員 小澤克己(市民部長)
委員 高村寿彦(総務部総務管財室長)
委員 勝又壽彦(企画部財政室長)
委員 江藤建夫(企画部企画政策室長)
委員 勝又賢一(産業建設部建築住宅室長)
委員 眞田良政(市民部環境防災室長)
技術アドバイザー 山崎善利(静岡県建築士事務所協会 会長)
技術アドバイザー 大石武司(静岡県県民部建築住宅局建築安全推進室 主幹)

(2)審査方法

  1. 提案書について事務局(総務管財室)で書類に不備がないかを確認。
  2. 事前に提案書を各委員に配布し主に技術提案部分について仮採点を実施。
  3. ヒアリングにて設計・施工技術者の熱意、誠実さ、対応能力等を判断し基本提案部分を含む技術提案部分について技術アドバイザーの意見を聞き採点。
  4. 採点者の合計点で契約候補者を決定。

(3)審査の基準

  1. 基本的な考え方
    「耐震性能」は最も重要視する項目であるが、耐震基準の考え方が静岡県の基準を満たし、解析方法等についても特段の疑問点がなければほぼ同評価とし、次いで「工事期間中の執務への影響」「地下空洞対策」「耐震工事後の使い勝手」に重点をおいて評価する。上記のような基準でも評価に差が出ない場合は「工事期間」「経済性」「地域貢献・社会貢献」も合わせて評価する。
  2. 評価の基準(採点者一人当たりの配点)
採点基準項目と説明 配点
1.基本審査 (1)提出書類の確認 (注1) 有・無
(2)配置予定技術者の経験及び資格 設計の主任担当者及び補強工事の監理技術者について審査をします。 16
(3)本業務に関連する業者としての業務実績 既存建物の耐震補強の実績について審査します。 10
(4)設計及び工事施工に関する工程 要領で求める工程と著しくずれていないか、また工期の短縮に努めているか審査をします。 4
小計 30
2.技術提案書 (1)基本的方針 地震対策への取組みやその方針の明確性を審査します。 5
(2)耐震工法について 提案工法の本庁舎への適応性を充分説明できているかを審査します。 30
(3)施工中の安全対策 来庁する市民や周辺住民への配慮が充分であるかを審査します。 20
(4)総合評価 企業として体制作りは充分か、地元への貢献、新しい提案や経費の節減に努めているかを審査します。 15
小計 70
合計 100

(注1) 提出書類に不備がある場合は採点を実施しない。

3.審査の結果

(1)審査の講評

本プロポーザルに求められる項目が多岐にわたり、提案も難しかったと思われるが、各社とも非常に熱意を持って取り組まれ、意気込みが十分に感じられました。

工法がほぼ限定される中で、耐震工法、地下空洞対策、安全対策等で優劣を評価するのが難しい状況であり、このため工事後の使い勝手までを十分に提案したところがより高い評価となりました。

(2)契約候補者

◆戸田建設株式会社静岡総合営業所

耐震工法|地下1階柱頭部レトロフィット免震補強

  • 確固たる防災拠点を築くという提案のほかにも、十分な調査に基づく、地下一階の復旧レイアウトが、市役所の通常の運営をも十分に考慮に入れた提案だと感じられる。
  • 地上1階以上の執務への影響も最小限となる提案であった。
採点結果調書(PDF形式 9KB)

提案工法について

【耐震補強の概略】

地下1階の柱上部を切断し、ゴムなどを用いた免震装置をそこに挟み込みます。これによって、地震時に地盤部分は激しく揺れますが、1階より上は免震装置により激しい揺れが大幅に減少します。また、建物と地盤は揺れ方が異なりますので、建物と地盤の間に隙間(すきま:ドライエリア)を設け揺れの違いをその隙間で吸収します。なお、玄関など出入りの部分は、特別に工夫したジョイントで結ばれますので支障はありません。

庁舎断面図(pdf形式 59KB) ※図面の右側が北(駐車場側)、左側が南となります。

【免震工法の良い点】

  • 耐震性能が非常に優れています。
  • 1階以上の補強工事が必要なく、工事期間中でも窓口業務は今までどおり行われます。

【免震工事により変わる点】

今時点で分かっているところ

  • 西側エレベータは1階から5階までで地下1階には行けません。 東側エレベータについては現状どおり地下1階から5階まで稼動します。
  • 地下1階への階段が狭くなるかもしれません。
  • 地下1階の食堂は使えません。

なお、市では地下1階にある30年以上使っている設備(電気設備、非常用発電機、空調機器など)をこの工事で更新する予定です。これに伴って現在の地下1階のレイアウトが変わりますが、この部分の設計は今後設計者と打ち合わせを行いながら決定していくことになります。

地下1階 免震装置配置図(PDF形式 105KB)

また、耐震工事には直接関係しない1階以上の部分でも、劣化診断の結果「更新が必要」となった部分なども、直していく予定です。


平成21年8月28日 おしらせ

庁舎耐震補強事業と、衆議院選挙事務を同一部署が行っているため、結果の公表を9月第2週に変更させていただきます。


平成21年5月20日 プロポーザル要請書の送付

業者に「プロポーザル要請書」を送付しました。

裾野市庁舎耐震化事業指名型プロポーザル実施要領(pdf形式 25.7kb)
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この記事に関するお問い合わせは

担当室/総務部 総務管財室

住所/市役所3階 TEL/055-995-1808 FAX/993-3607