五竜の滝
住所
410-1116
石脇千福
施設情報
駐車場あり
トイレあり
解説
五竜の滝は平成9年3月17日に静岡県指定天然記念物に指定された。市内の中央を南北に流れる黄瀬川と、愛鷹山から流れる佐野川との合流付近にあり5本の滝が流れている。この滝は上流河川により2分され黄瀬川にかかる3条の滝を「雄滝」、大柄沢川(深良用水)にかかる2条の滝を「雌滝」と呼ばれている。5本の滝にはそれぞれ左から「雪解け」「富士見」「月見」「銚子」「狭衣」と名がつけられ、五竜の滝の語源になっている。この滝で、今から約1万年~5,000年前に噴火を繰り返した新富士山の三島溶岩流が断面で観察でき幅100メートル、高さ12メートルの間に何層もの溶岩流が重なり、その層の間から流れ落ちる湧水を観察することもできる。明治時代には、「佐野瀑園」と呼ばれ、富岡村御宿の湯山柳雄が建てた五竜館佐野ホテルがあり、皇族や外国人教師、政府関係者など著名人が多数訪れたことでも有名。現在は、この滝を中心としたあたり一帯を中央公園と呼び、市の観光スポットであるとともに、市民の憩いの場となっている。
(引用:西地区の文化財めぐり)

【雄滝】

【雌滝】
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更新日:2019年03月15日